40k雑学 - スペースマリーンのアーマー

WARHAMMER 40,000 の顔ともいえるスペースマリーン。
全身を覆う鮮やかなパワーアーマーが特徴的ですが「色々いるけど何が違うのか全然わからない!」という人のために、今回はスペースマリーンの各種アーマーとその特徴を紹介していきます。


パワーアーマー (Mark I 〜 Ⅷ)

まずはお馴染み、スペースマリーンの顔とも言える代表的なパワーアーマーです。
7版まではスペースマリーンといえばこの、への字口のヘルメットの連中でした。

ゲーム中では【耐】4、【傷】1※、【防】3+
というスペースマリーンにおける最も標準的な能力値を持っています。
※9版からは後述のMark Ⅹ アーマーと同じ
 【傷】2になりました。

スペースマリーンは同じアーマーを装備していても役割と装備によってそのユニット名が変わります。
最も一般的なのが冒頭の画像にもあるボルトガンを装備した「タクティカル・スカッド」です。

白兵戦を得意とする「アサルト・スカッド」は、ボルトピストルとチェーンソードを装備しており、オプションでジャンプパックを装備することでその突撃力を強化することができます。
火力支援を担当する「デヴァステーター・スカッド」は様々なヘヴィウェポンを装備することができます。

また、パワーアーマーは長い期間に渡って運用されている装備であるため、何度かマイナーチェンジを繰り返しています。
41千世紀において最も広く運用されているMarkⅧ以外に、猛禽類の嘴のような形状のMark Ⅵ、甲冑のような意匠のMark Ⅲ、プライマリスの原型になったであろうMark Ⅳ 等があります。
これら歴代のパワーアーマーはGW公式ストアのWEBオーダー限定品として購入することができます。
また、Mark Ⅲ、Mark Ⅳアーマーについては10体セットで販売されており、タクティカルスカッド相当の装備が同梱されています。
(勿論ウォーギアさえ調達できれば他のパワーアーマー系ユニットとしても使用可能です)

主なユニット

・タクティカルスカッド
・アサルトスカッド
・デヴァステータースカッド
他多数

ターミネーターアーマー

人類の精鋭部隊たるスペースマリーンの中でも一握りのエリートだけが装着を許された特別なアーマーです。

【耐】4、【傷】3、【防】2+/5++と、通常のパワーアーマーより高い性能を持ちます。

亜種にカタフラクティアーマーやタルタロスアーマーが存在しており、能力的には8版までは若干の差異がありましたが、9版ではレリックターミネーターとして統合されました。

主なユニット

・ターミネータースカッド
・ターミネーターアサルトスカッド
・レリックターミネーター
 (カタフラクティ/タルタロスアーマー)


センチュリオン・ウォースーツ

攻城戦のために開発された重戦闘装備がセンチュリオン・ウォースーツです。

その性能は【耐】5、【傷】4、【防】2+
と、スペースマリーンの歩兵の中では最高クラスの堅牢さを誇ります。

強力なヘヴィウェポンを装備して火力支援にあたる「センチュリオン・デヴァステーター・スカッド」と、大型のシージドリルによる白兵戦で重装甲のビークルや建造物を破壊する「センチュリオン・アサルト・スカッド」の、2種の兵科によって運用されています。

主なユニット

・センチュリオンデヴァステータースカッド
・センチュリオンアサルトスカッド


スカウトアーマー

主にスペースマリーンの第10中隊に所属する新兵や斥候が着用するアーマーで、装甲よりも布製のスーツが主体の、軽量で機動性に優れた装備です。

防御面の性能は【耐】4、【傷】1、【防】3+と、パワーアーマーより1段階低く設定されていますが、その分軽量で隠密性と機動力に優れるため、自由な位置からゲームを開始することができるアビリティを持っています。

主なユニット

・スカウトスカッド


Mark Ⅹ タクティクスアーマー

8版から登場した、プライマリス・スペースマリーンの装着する新世代のパワーアーマーです。
8版以降はキービジュアルに登用され、現在のWARHAMMER 40,000の顔となっているアーマーです。

その性能は【耐】4、【傷】2、【防】3+ と、新たなスペースマリーンの基準となる値を持っており、装備している武器の性能も向上しています。

ヘルメットはMk.Ⅳアーマーに近いデザインになり、頭身も伸びて従来のマリーンに比べてスタイリッシュな印象を受けます。
肩パッドは従来のタクティカルスカッドと同一サイズ同一規格であり、各戦団のアップグレードキットは新旧どちらのマリーンにも使うことができます。

主なユニット

・インターセッサー
・ヘルブラスター
・アサルトインターセッサー
他多数

Mark Ⅹ グラヴィスアーマー

グラヴィスアーマーは8版から登場したプライマリス・スペースマリーン用の重装甲アーマーで、能力値は【耐】5、【傷】3、【防】3+と、プライマリス版ターミネーターアーマーとも言える堅牢さを誇ります。

外見的な特徴では、肩や脚にみられる積層装甲や、後頭部を覆うフード状の装甲、大型化したバックパック等が目を引きます。
肩パッドはインターセッサーより大きく、ターミネーターアーマーと共通規格です。

アグレッサーのようにパワーフィストと射撃武器が一体化したガントレット装備以外に、エラディケーターやヘヴィインターセッサーをはじめとする通常の銃火器を使用できる腕部アーマーのバリエーションがあります。

また、インセプターのように反重力ユニットを装着して飛行能力を得た派生型も存在します。


主なユニット

・インセプター
・エラディケーター
・アグレッサー
・ヘヴィインターセッサー

Mark Ⅹ フォボスアーマー

フォボスアーマーはプライマリス・スペースマリーン用の軽量型アーマーです。
8版初期にレイヴァーがこのアーマーを装備したユニットとして初登場し、その後のボックスセット「シャドウスピア」でバリエーションが広く追加されました。

基本的な能力値は【耐】4、【傷】2、【防】3+と、通常のMark Ⅹ アーマーと変わりありませんが、スカウトアーマーのように軽量で隠密性と機動力に優れているのが特徴です。
ゲーム上ではその再現のため、戦場の好きな位置からバトルを開始できるアビリティを持っています。

外見上では腹部の装甲がなく、脛部の装甲も細身に。肩パッドは小型化、専用形状となっています。さらに胸や腿に、ユニットに応じた補助装備(弾倉ポーチやナイフ、グレネード等)が外付けされており、まさに特殊部隊という出立ちです。

また、グラヴィスアーマー同様、反重力ユニットを装備することもでき、タクティカル・ウォースーツに搭乗することも可能です。

主なユニット

・レイヴァー
・インフィルトレーター
・インカーサー
・サプレッサー
・エリミネーター


他にもまだまだバリエーションはありますが、ここでは細かく分類・紹介しきれないので気になったら是非「コデックス:スペースマリーン」を手に取ってみてください。


以上、スペースマリーンのアーマー紹介でした。


ほろ酔い戦鎚記

ミニチュアボードゲーム WARHAMMER 40,000 の非公式/非営利ファンブログです。

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